Sleipnirでマウスオーバー辞書を使う方法

いったん英語でネットの情報集め出すとやめられなくなりますよね。理由は情報の質と量とスピードの差が、日本語と英語では差がありすぎ。日本語と英語の情報のスピード差はネットとテレビぐらいの差。情報の量はググる人ととググれない人ぐらいの差。情報の質は金融情報だとお金を倍にするのに国内定期なら700年、小口ヘッジファンドなら5年ってくらい差があります。
英語から日本語になった段階でお役人や大企業、マスコミの検閲済みで無害だけど無能って情報に落ちぶれてることも多いわけで。

昨日のNHKスペシャル『インドの衝撃』見て英語に文化的脅威を持ったひとも多かったかと思いますけど、文化っつー問題ではないですね。IT社会がもたらした英語圏の情報シナジーのスケーラビリティとか、知識資本主義社会の地球規模での本格化といった問題だと思います。イギリス・アメリカが世界を支配したからとか、国際化だから英語って時代とはテーマが変わってきてるんです。日本の教育システムは工業社会のそれ。英語教育の位置づけも工業製品を輸出するためのそれで、時代遅れです。

で、英語でネットするときに重宝するのがマウスオーバー辞書。

Googleツールバーのマウスオーバー英和辞書、すごい便利ですよね。億劫な「辞書を引き引き」から解放されてさくさく英語のblogや検索結果を読めて最高です。しかし僕、最近FireFoxからSleipnirに乗り換えまして。やっぱFireFoxもっさりだし。Gekko対応してない金融サービス多いし。IE7WINDOWS事態が重くなるから論外だし。しばらく「英語はFireFox」「日本語ほかはSleipnir」で何とかしようとしたんだけど、いちいち面倒になり断念。

で、買いましたわ「インターネット翻訳の王様」。これ、Sleipnirでも使えるマウスオーバー辞書機能があるんですよ。この機能だけのために買いました。

インターネット翻訳の王様」はいわゆる翻訳ソフトで、ウェブの翻訳、メールの翻訳の機能もあるんだけど、そこらへんはぶっちゃけいらないっす。エキサイトのサイト翻訳とかグーのオンライン辞書で十分ですよね。が、しかし、マウスオーバー辞書だけはGoogleツールバーになっちゃうわけで。Googleツールバー使えないSleipnirの場合、困っちゃうわけで。

インターネット翻訳の王様」、お値段オンライン版でも3000円超えますが、結論からいうと「買ってよかった」と思ってます。 Sleipnirラクに英語を読むのにマウスオーバー辞書を使いたい」、これだけのために3000円払う価値は僕にはありましたね。

さくさく動くSleipnirで、検索したものをマウスオーバー辞書使ってさくさく英語で読む。これ最強です。Operaの方もどうぞ。

タスクバーの王様アイコンをクリックするごとに「マウスオーバー辞書→クリップボード辞書→オフ」に切り替えられる。うざくなったらクリックですぐオフれるってことね。この操作はショートカットでもできる

■おまけ:「インターネット翻訳の王様」おすすめ設定

・マウスオーバー辞書は、デフォのウィンドウ表示から吹き出し表示に
→グーグルとかわんなくなります
・マウスオーバー辞書のキーボード機能でショートカットを登録しとく
→Alt+F1とかでオン/オフできるようになる。うざくなったらぱっと切れる
・翻訳用辞書を研究者の辞書に
→意味が取りやすくなります
・マウス置いてから翻訳表示の時間 250ミリ秒を100に
→マウスオーバーですぐ日本語を出してくれるように
・表示時間、「中間」を「短い」に
吹き出しがいつまでも出なくなりうざくなくなる。
・起動時オプション、マウスオーバー辞書をオンに。ガイドマップはオフに
→マウスオーバー辞書機能だけ立ち上げればそれなりに軽い。

さて。英語に接する時間が多いと美しい日本語への渇望が増すもんですね。21世紀の小説で芭蕉芥川龍之介司馬遼太郎に匹敵する日本語の美しさを体感できる作品ってなんでしょうかね。(って質問を人力検索にのせました

タブブラウザ比較。スレイプニル

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